cuisinefrancaise’s diary

パリ在住のフレンチ料理人です。食べ歩いてる中で美味しかったお店だけをアップしてるのでお店選びの参考にしてください(^^♪

Hugo&Co

知り合いから教えてもらった5区にあるビストロ「Hugo&Co」。一つ星の「Tomy&Co」のシェフTomy Gousset氏が経営してます。

 

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一回目に当日予約をした際、満席で行けなかったので2日前にディナーを予約しました。ちなみにディナーは1日2回転するそうで19:00~と21:00〜の二部制になっているとのこと。

 

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何も知らないで行った私がまず驚いたのは、こちらのシェフを任されているのは日本人シェフだということ。私はカウンターで食べたのですが目の前でお仕事をされていたので少しお話もさせてもらいながらという感じだったのですが、すごく物腰の柔らかい方。

 

なんと2018年度版ゴーエミヨにて「今年のビストロ」に選ばれたとのこと。凄い!!

お店はオープンしてちょうど一年だそうで雰囲気はネオビストロのような感じです。

 

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そしてオープン時間に最初に入ったのですが、スタッフ同士が一人一人「頑張るぞ」みたいな感じで手を合わせていた光景が、素晴らしいなと感じました。

 

メニューはリーズナブル。

 

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そしてカクテルも他にはないような創作カクテルがあって、私はジンベースにレモンケフィアやキュウリ、サンジェルマンというエルダーフラワーを使ったリキュールが入っているものを注文。キュウリが入っているけど全然青臭くなく、むしろ心地いい香りですごい美味しい。

 

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まず選んだのはBao。蒸しパンの中に豚の角煮やキュウリ、セロリ、ニンジンが入っているもの。わかりやすく言うと角煮マンという感じで、別で甘辛のタレがついてきます。ほとんどのお客さんがこれを注文していたような気がします。見た目も楽しめて美味しい。

 

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白アスパラとゆで卵、タルタルソース。間違いない組み合わせ。

 

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メインは鯛です。フォアグラのソテーもついており、後から持ってきてくれたスタッフが鯛と昆布でとったブイヨンをかけてくれます。すごい落ち着く味でフォアグラと魚の組み合わせが意外だったのですが凄い合ってました。

 

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全部美味しすぎてデザートの前にもう一皿追加注文しました(笑)

プーレフリット(から揚げ)です。日本で食べる唐揚げとは少しテイストが違ってスパイスが効いていて美味しいです。マヨネーズと酸味が効いたソースがかかってます。

 

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デザートはミニBABA。

 

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このお店は日本人が好きな味だと思います。シェフが言っていたのはフレンチをベースに世界中の料理、食材を出してるとのこと。

スタッフの方もみんなナイスガイって感じでシェフが日本人なので簡単な日本語を言ってきてくれたりします(笑)でもそういうのって嬉しいです。

 

そして3店舗目が13区に4月中旬にオープンするみたいで、そちらのほうにシェフは移るみたいです。こちらも楽しみです。